『インドが近くなる』

2016/04/28
writer： Moto
- 買付や原産国について

おはようございます。
Natural LoungeのMotoです。

昨日の日経新聞に2つインド関連の記事が載っていました。
1つは、自動車会社のスズキがインド国内の販売が好調で
増産するというもの。
もう1つは、インド国内の輸送トラックを追跡するシステムを
日本の会社が整備するというものでした。

全く無縁だったインドなのに
最近はインドという文字を見る度に妙に反応してしまいます。
それに、インドという名前を新聞やニュースで見る機会も
ここ数年明らかに増えましたよね。
日本にとって重要な国になっている証拠です。

そんな中で気になった冒頭でお話した2つの記事。
1つ目のスズキについて
今の時代日本の自動車は世界中どこでも走っていますが
インドで日本車といえばスズキです。
それ位街中にスズキの車があります。
インド人経営者と日本の会社について話をしていても
必ず ” スズキ “ という名前がでてくるほど
インドで成功している日本企業の1つです。

そしてスズキは先日、インド国内で生産した自動車を逆輸入して
日本国内での販売を始めました。
文化やルールの違いに多くの日本企業が苦戦している中で、
システムを作ってインドで成功し、ヨーロッパやアジアだけではなくて
日本にまで逆輸入してしまうのだから、本当に凄いですよね。

そして、2つ目の記事はトラックの追跡システムについてです。
インド国内の物流に携わっている友人に聞いた話によると
日本では考えられないようなことが、インド国内の物流では起きるそうです。

輸送物の紛失や荷崩れはもちろん
輸送ルートを外れてとんでもない所を走っていたりもするんだとか・・・
長野から東京に行くはずのトラックが、
なぜか新潟にいるようなことが起きるらしいんです。
もう取引先に何て報告すればいいかわかりません。

今トラックは・・・・新潟にいます・・・・。

絶対言いたくないですよね。
でも、現実問題こういうことが起きるそうなので
追跡システムが整備されれば、こんなつらい思いをする人は減るはずです。
こういう表になかなか出ない部分でも日本人が活躍しているんですね。

数年前まではインドはとても遠い国のような気がしていましたが
経済の発展とともに、日本にとっても身近な国になってきているなと感じます。
もちろん僕達Natural Loungeにとってはとても身近な国ですが、
近い将来、もっとたくさんの人が気軽に交流できるようになっていけばいいなと思います。

それでは今日も1日頑張りましょう！

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Profile

Moto

1983年長野県生まれ。木曽在住。
Natural Lounge副代表、バイヤー。
気がつけばストールの奥深さに魅了され、世界中のストールを探している。
様々な国のストールを扱う中で、誰が、どんな場所で、どのように作っているのか、
現地訪問し生産者と直接対話して買付をするのがモットー。
特にインド人、イタリア人との相性は抜群。

趣味は地元である木曽で、キノコ採りや山菜採り、渓流釣りをして四季を満喫すること。
20代、30代と海外の様々な場所を訪れた経験から、今は地元に魅力を感じ地域の活動にも力を入れている。
あなたがつい”クスッ”と笑ってリラックスできるようなブログをお届けしたいと思っています。